集合住宅で迷惑をかけずにテレビで映画やドラマを見るおすすめ方法
集合住宅の場合、テレビで映画やドラマを高めの音量で見ると上下隣に住んでいる人に迷惑がかかるかもしれません。
そのため、音量を高めにしても迷惑がかかりにくいおすすめの方法を紹介します。
ヘッドホン
メリット
- 音が漏れにくい(密閉型)
- サラウンド・重点音も楽しめる
- ノイズキャンセリングもあり
デメリット
- 夏は蒸れやすい
- 外音が聞こえずらい
ヘッドホンのメリットは、遮音性に優れて音が漏れにくい密閉型のタイプを選ぶことで高めの音量で聞くことができます。開放型より周囲の音が入りにくく音楽や音声に集中しやすいです。
また5.1chなどデジタルサラウンド対応のヘッドホンもあり、スピーカー無しでバーチャルサラウンド(立体的なサラウンド音場を再現)の臨場感豊かな迫力の音を楽しめます。サブウーファー(0.1ch)も搭載しているので重低音もあります。
近年はノイズキャンセリング(周囲の音を打ち消して低減する)機能を搭載したヘッドホン(密閉型)が流行で、密閉型にプラスしてさらに周囲の音を気にせず音楽や音声を集中して聞くことができます。
ヘッドホンのデメリットは、耳を包み込むので冬は暖かいですが夏は蒸れやすいです。密着する部分のパフが汗などで劣化しやすくて交換が要る場合があります。
また遮音性に優れているので外音が聞こえずらく、家に訪問してきた人に気づきにくいなどのデメリットもあります。
イヤホン
メリット
- 音が漏れにくい(カナル型)
- 耳の負担が少なめ(インナー型)
- ノイズキャンセリングもあり
デメリット
- 耳の中が痒くなる(カナル型)
- 外音が聞こえづらい(カナル型)
- サラウンドのタイプは無し
イヤホンのメリットは、耳の中に入れ込むタイプのカナル型の場合、遮音性に優れて音が漏れにくく、周囲の音がやや入りにくいので音楽や音声に集中しやすいです。
耳の穴に引っ掛けるタイプのインナー型の場合、カナル型に比べて遮音性は優れていませんが耳の負担が少なくて長時間付けやすいです。
また近年はノイズキャンセリング(周囲の音を打ち消して低減する)機能を搭載したイヤホン(カナル型)が流行で、より音楽や音声に集中しやすいです。
イヤホンのデメリットは、カナル型は長時間付けていると耳の中が痒くなりやすく、また外の音が聞こえづらいので家に訪問してきた人などに気づきにくいです。
5.1chなどサラウンドに対応したタイプのイヤホンは無く、臨場感豊かな音場で映画やドラマを見ることは難しいです。
ウェアラブルスピーカー
メリット
- テレビより音量を低めにできる
- 耳の負担が少ない(長時間使いやすい)
- 立体音響や迫力の低音のタイプもあり
デメリット
- 音が漏れる
- 肩に負担がかかりやすい
ウェアラブルスピーカー(首にかけて使用するスピーカー)のメリットは、スピーカーの位置が耳の下で距離が近く、テレビと比べて音量を低めにすることができます。
また耳に付けるタイプではないので、耳の負担が少なくて長時間付けやすいです。
さらに臨場感のある立体音響や迫力の低音を再現するタイプもあり、より映画やドラマを楽しめます。
ウェアラブルスピーカーのデメリットは、ヘッドホンなどとは違いスピーカーの部分が耳などで塞がれていないので音が漏れます。
テレビのスピーカーと比べるとスピーカーの位置が耳に近いので音量をあまり高くしなくても聞き取りやすくなりますが、音量が高さによっては周囲に迷惑がかかる場合があります。
また機器を首にかけるため、肩(僧帽筋や鎖骨)に負担がかかりやすく、人によっては長時間つけるのは難しい場合があります。
まとめ
5.1chなどを楽しみたい方はサラウンド対応のヘッドホンやウェアラブルスピーカー、外部の音を気にせずに音楽や音声を楽しみたい方はノイズキャンセリング対応のヘッドホンやイヤホン、耳に負担をかけたくない方はウェアブルスピーカーがおすすめです。
耳に直接つけるヘッドホンやイヤホンは、音が漏れにくくて周囲に迷惑がかかりにくいですが長時間付けると耳に負担がかかります。また周囲の音や訪問者の音に気付きにくいので注意しましょう。
ウェアブルスピーカーは周囲に音が普通に漏れるので、音量の上げすぎに注意しましょう。